「唐津くんち」の見聞の際にお世話になった吉冨寛さまからお知らせいただきました「唐津くんち」の囃子の奉納です。

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唐津くんちの「笛」は「篠笛」ではなく「明笛(清笛)」。独特の「ビィ-」という振動音が魅力的です。これは、歌口(吹口)と指孔との間にある「響孔」に貼られた「竹紙」(竹の薄皮)が震えることによって生まれる独特の音色。

祭囃子に明笛(清笛)を使うところは意外と多く、最近では、竹紙を貼る技術が伝承されずセロテープを貼って「篠笛的」に用いているところも少なくありません。各地の囃子の旋律には明清楽の残響があるかもしれません。

明清楽は幕末から明治中期まで流行りまくりましたが、日清戦争の勃発にともなって急速に廃れました。耳学問ですが「法会節」や「看看踊」は清楽の「九連環」がルーツだそうです。

11月18日(日)の京都芸術センターでの講座「篠笛を知る」(http://www.kac.or.jp/events/24363/)でも少しご紹介できればと思っております。