6-1 高価な笛の方が良い音が出ますか?
同じような仕様の笛であっても、銘(笛師)のこだわりや考え方、使っている材料、手間の度合いによって値段が異なります。そのため、値段によって笛の善し悪しを判断することはできません。実際に吹き比べてみて、好みの笛を選びましょう。同じ銘(笛師)の笛であっても、(1)材料(竹)の善し悪し (2)内部の塗装の種類の違い(漆かカシューか) (3)装飾の手間(籐巻きの量、表面の漆塗りの有無)などによって、値段が異なります。値段の安い笛であっても、良い音が鳴るものもあります。自身が気に入ったものがあれば、値段にこだわる必要はないでしょう。六本調子・七本調子・八本調子であれば、おおむね2万円から3万円前後の笛が標準で、これは、プロでも使用している笛の価格帯です。次に安いものとしては、1万円前後の笛となります。
◎「京師-みやこ-」の値段表→こちら
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7-1 初心者にお奨めの教材を教えてください。
森田玲『日本の音 篠笛事始め』(篠笛文化研究社)がお奨めです。篠笛の吹き方、数字譜、歴史文化まで総合的に知ることができます。対応のCDも発売されています。その他の奏者が記した教本もございますので、実際に手に取って比較の上、ご検討ください。
◎教本などの詳細は→こちら
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