本日は京都・弘道館にて講座「日本の祭と神賑」でした。
今回はカミ様の移動の目的に注目して神幸祭の意義を紐解きました。
神幸祭は「ミアレ型」「ミソギ型」「オイデ型」の3パタンに分類することができます。
カミの道行は神輿を用いることが必須ではありませんが、現在では多くの祭で神輿が用いられます。
神輿は「宮型」「鳳輦型」「円堂型」の3つと、「純鳳輦型」があって、それぞれ来歴が異なります。
★詳しくは拙著『日本の祭と神賑』(創元社)をご覧ください。
→こちら
また、祭で用いられる「炎」の意味を「迎え火」「祀り火」「送り火」の三種類に分けて説明することを試みました。概ね成功です。
「迎え火」は、カミ迎えの庭燎(にわび)や、精霊迎えの「迎え火」、
「送り火」は、精霊送りの「送り火」(五山の送り火など)でよく知られますが、
「火」そのものを奉る祭に出会う確率は上記の2つに比べて極めて低くなります。
火防せのカミ様として有名な愛宕さん系の祭がそれに辺り、北山の「松上げ」や、嵯峨の清涼寺の大松明が「祀り火」にあたります。
★次回は8月です。詳細はこちら →
皆さま是非!
今回はカミ様の移動の目的に注目して神幸祭の意義を紐解きました。
神幸祭は「ミアレ型」「ミソギ型」「オイデ型」の3パタンに分類することができます。
カミの道行は神輿を用いることが必須ではありませんが、現在では多くの祭で神輿が用いられます。
神輿は「宮型」「鳳輦型」「円堂型」の3つと、「純鳳輦型」があって、それぞれ来歴が異なります。
★詳しくは拙著『日本の祭と神賑』(創元社)をご覧ください。
→こちら
また、祭で用いられる「炎」の意味を「迎え火」「祀り火」「送り火」の三種類に分けて説明することを試みました。概ね成功です。
「迎え火」は、カミ迎えの庭燎(にわび)や、精霊迎えの「迎え火」、
「送り火」は、精霊送りの「送り火」(五山の送り火など)でよく知られますが、
「火」そのものを奉る祭に出会う確率は上記の2つに比べて極めて低くなります。
火防せのカミ様として有名な愛宕さん系の祭がそれに辺り、北山の「松上げ」や、嵯峨の清涼寺の大松明が「祀り火」にあたります。
★次回は8月です。詳細はこちら →
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