篠笛草子 〜 ほのかに聞こゆるもいとをかし 〜

日本に古くから伝わる竹の横笛「篠笛(しのぶえ)」の随筆。篠笛奏者で篠笛文化研究社代表の森田玲が綴ります。
Essey about "Shinobue" transverse bamboo flute in Japan,by Shinobue player Akira Morita.

(株)篠笛文化研究社が運営するブログです。

2017年11月

篠笛「京師-みやこ-」のサンプル音源をアップしました。
お選びいただく際のご参考になれば幸いです。
篠笛01

篠笛02

日本十二律調音篠笛「京師-みやこ-」

笛師・森田香織
監修・森田玲(玲月流初代篠笛奏者)


・  透明で艶のある音色
・  鼓膜に響く指打ち音
・  自然な指孔の配列で無理のない指運びが可能
・  日本の伝統的な十二律に基づく調音

音源は「七本調子・邦楽調(唄用)」です。
エフェクト処理なしの無添加・天然音です。

→サンプル音源  http://shinobue.blog.jp/shinobue-miyako.mp3

一、月(森田玲 作曲)
二、桜(日本古歌)
三、馬鹿囃子(伊勢大神楽)
四、秋の音(森田玲 作曲)<二重奏>

第一管 森田玲
第二管 森田香織

トラック1から3までは天井の高い町家の通庭で、
トラック4は野外で秋の虫の音とともに録音しております。

篠笛教室の場所のお問い合わせが多いので、以下にまとめてみました。

玲月流の篠笛では、全国の皆さんに篠笛の魅力を伝えたいとの想いで、
京都を拠点に、大阪東京福岡で篠笛教室を開講しています。

京都(三条)は個人稽古、
大阪(梅田・天満橋)、東京(恵比寿)、福岡(博多)はカルチャーセンターでの合同稽古です。

京都からですと少し距離がある教室も多いのですが、月に一度、皆さんとお会いできるのを楽しみにしています(道中は本を読んだり仕事を進めたりしているので、意外とあっという間に到着してしまいます)。

どちらの教室も、真面目に篠笛に取組ながらも、笑いの絶えない明るく楽しい雰囲気でお稽古を行なっています。教室の後の皆さんとのお茶の時間も、楽しみの一つです。

個人稽古は森田香織と森田玲が担当、
カルチャーセンターは私、森田玲が参ります。

体験稽古や見学も可能です。皆さま是非!
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清らかで豊かな音色を楽しみながら、日本古来の旋律に親しみませんか。
1〜2ヶ月で「わらべ歌」「さくら」、
6ヶ月〜10ヶ月で簡単な「祭囃子」を吹けるようになります。
篠笛のお稽古に加えて、四季折々の祭や伝統行事の紹介もいたします。
篠笛は初めて、音楽が苦手、楽譜が読めない、一度チャレンジしたけど断念したという方も心配ございません。
笛を通して、一緒に日本文化の魅力を楽しみましょう!途中入会の方も、基本から丁寧に教えますのでご安心を!
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篠笛教室のご案内→PDF
教室案内



日本十二律調音篠笛「京師ーみやこー」の価格表です。

これまで生徒さんの篠笛で手が一杯でしたが、仕事の段取りを工夫して、
ようやく生徒さん以外の皆さまにも提供できる数が揃いつつあります。

価格表を作りました。

PDFでダウンロードいただけます>http://shinobue.blog.jp/miyako.pdf


京師匠の音色は下記のページからご試聴いただけます。
http://shinobue.blog.jp/archives/5215541.html

よろしくお願い申し上げます。

篠笛価格表

日本十二律調音篠笛「京師-みやこ-」

笛師・森田香織  監修・森田玲(玲月流初代篠笛奏者)

・  透明で艶のある音色
・  鼓膜に響く指打ち音
・  自然な指孔の配列で無理のない指運びが可能
・  日本の伝統的な十二律に基づく調音


指孔の配列(調音)によって「古典調」と「邦楽調(唄用)」の二種類がございます。

― 古典調 ―
古典的な雅楽の横笛(龍笛や神楽笛など)の音階に近く均整のとれた指孔の配置で、大きく歯切れの良い音が出ます。独奏や太鼓との共演に適しています。息遣いの調整によって歌物の曲も吹くことができます。

― 邦楽調(唄用)―
指孔の大きさを調整することによって、近世の三味線音楽を中心とした邦楽曲の旋律を表現しやすい音階を実現しています。情緒的な音色で、わらべ歌や民謡、三味線などの絃楽器との演奏に適しています。






篠笛CDの編集を再開しました。来春の発売を目指します!これまで篠笛教室の皆さんに聴いて頂いていたCD「いろは」は、約20年前、私が篠笛を手に採って七ヶ月で録音したもの。現在でもその音色を継承していますが、音運びや選曲の基準が現在とは若干異なります。私の理想とする篠笛の音色や音運び、篠笛に適した音曲を伝えるために新たにCDを製作せねば、と思いながら何年も経ってしまいましたm(_ _)m

新作のCDの製作に踏み切れなかった一番の理由は、録音環境の問題です。私は、篠笛人生約20年において一度もマイクを使っていません(特殊な企画で2度だけ主催者側の依頼で補助的に設置したことはあります)。私の目指す、篠笛の透明で清らかな音色と、篠笛の魅力である指打ち音がマイクを通すと伝わらないというのが、その理由です。

通常、CDを製作する場合、残響のないスタジオで収録し、音の響きや延び具合は機械的なエフェクト処理で表現することが考えられますが、これでは、純粋な篠笛の響きとは似ても似つかないものになってしまいます。何より、そのような環境では、私自身が良い笛の音を練ることができません。

それでは、演奏会などを行なう会場での録音が良いかというと、残念ながらそうではありません。そこで収録した音は空間の広がりも捉えてしまうので、音像が遠すぎてぼやけてしまいます。

このように、録音場所に悩みながら月日が経っていまいましたが、昨年、ようやく理想の会場が見つかりました。

弊社(篠笛文化研究社)の岸和田店の通り庭です(現在は場所を移転)。京都の町家のような間口が狭く奥に広い、いわゆる「ウナギの寝床」様式で、土間から奥庭まで通路が延びており、天井は二階まで吹き抜けています。

いつまでもCDを作らないという訳にはいかないので、ある日、えいやぁー!と、ここで録音したところ、思いの外、良い感じの音を捉えることができました。

篠笛の音が、遠すぎず、近すぎず、何より、鼓膜に響く指打ち音をしっかりと捉えており、スピーカーの前で聴くと、その響が鼓膜に触れます。そして、スピーカーから離れて、例えば、隣の部屋で聴くと、実際に篠笛の遠音のように音色が変化して聞こえます。

あまり音像が近すぎると、聴いていてしんどくなるので、ほど良いリアル感を再現するために、マイクの位置の設定には苦労しました。

このようにして、昨年の夏と秋に二十数曲を収録。とても静かな環境だったのですが、関空に近いこともあり、飛行機の音と最後の一音が被ってしまうことも・・・

各曲、収録時に納得した5曲ほどに絞り込み、昨日、香織さんと一緒に、最終音源を決定しました。

今回は、篠笛を持ち替えず、一種類の篠笛で、どこまで表現できるかということに挑戦したく、七本調子邦楽調(唄用)ですべての曲を吹き切っています。また、篠笛の二重奏の魅力も伝えたく、さらに、屋外での篠笛の響きも収録したく、いつもお世話になっている京都の雲龍院さんでの録音も最後に入れています。私の篠笛の魅力は、太鼓との共演時に発揮されますが(←個人の感想)、今回は篠笛のみで勝負。

すべて日本の曲、エフェクト処理なし、無添加・天然音の篠笛CDです。

乞うご期待!


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(写真・フォーシーズンズホテル京都 積翠亭)
・東雲(森田玲 作曲) ・凧々あがれ (わらべ歌) ・鬼さんこちら (わらべ歌) ・蛍(わらべ歌) ・かごめ  (わらべ歌) ・あんたがたどこさ (わらべ歌) ・祇園祭 粽売りの歌 (わらべ歌) ・兎(わらべ歌) ・姫松(日本古歌) ・江戸の子守歌(子守歌) ・天満の市(子守歌) ・通りゃんせ (わらべ歌) ・四方の景色 (わらべ歌) ・桜(日本古歌・箏曲) ・越殿楽(雅楽) ・並足の笛~きざみの笛(岸和田祭地車囃子) ・秋の音(森田玲 作曲) ・馬鹿囃子(伊勢大神楽・獅子舞囃子) ・篠楽(森田玲 作曲) ・伊勢音頭 道中歌(日本古歌)
・月(森田玲 作曲)
・秋の音~二重奏
(森田玲 作曲)

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