篠笛草子 〜 ほのかに聞こゆるもいとをかし 〜

日本に古くから伝わる竹の横笛「篠笛(しのぶえ)」の随筆。篠笛奏者で篠笛文化研究社代表の森田玲が綴ります。
Essey about "Shinobue" transverse bamboo flute in Japan,by Shinobue player Akira Morita.

(株)篠笛文化研究社が運営するブログです。

2018年10月

京都・御寺泉涌寺・別格本山「雲龍院」での「お月見」にて篠笛の奏楽。
今年は四日間でした!
42261252_1862221600536909_8762165172866383872_n
●雲龍院お月見の会 (21)

お天気が心配でしたが雲間からお月さんが顔を出してくれはりました!秋の虫の音と篠笛の共演、奏者にとっても贅沢なひと時^_^

●雲龍院お月見の会 (99)
●雲龍院お月見の会 (109)
三日日は、桜がおばあちゃんと楽屋待機の訓練!
IMGP1664
IMGP1671

試験的に動画を撮っていただきました。高画質での僕の演奏会の動画のアップはこれが初めてです。
玲月流の演奏会の雰囲気、お庭に響く篠笛の音が伝わりましたら幸いです。

森田 玲(玲月流初代・篠笛奏者)
森田香織(玲月流 笛師・篠笛奏者)




毎年、お月様に因んだ話を織り交ぜながらの演奏です。
●雲龍院お月見の会 (28)

・(なよたけの)かぐや姫は篠笛の材である女竹(めだけ)から生まれた。

・かぐや姫の成人までの期間(三ヶ月)は竹の成長速度に対応。

・旧暦では8月15日が望月

・八幡神系の神社では8月15日に生き物の霊を供養し感謝する仏式の放生会(ほうじょうえ)が営まれる。

・お月さまもカミさま。

・古くは各戸の縁側にお供えされた月見団子を子供たちが集団で盗りにゆく月見泥棒の風俗があった(お月さまがお供えを食べてくださったと解釈できる)。
●雲龍院お月見の会 (47)

毎回、月見泥棒のお話をしますが、記憶にあるのは50人に一人くらいで年配の方。

もうすぐカボチャ・フェスの季節ですが、それより何より月見泥棒の復活を!


●雲龍院お月見の会 (85)

今年も良い笛の音を練ることができました。

演奏風景の写真は山本恵美さん。いつも素敵な写真ありがとうございますm(_ _)m

ご来場の皆さま、雲龍院さま、ありがとうございましたm(_ _)m

弘道館講座「心で読み解く京の祭と神賑(かみにぎわい)」

篠笛奏者・森田玲が祭を語ります!

次回は10月14日(日)11時から!
「祭の春夏秋冬ー祈りと鎮魂ー」
名称未設定-1

<当日の予定>

一、四季の区分

二、春季の祭
   ・年神祭
   ・豊作祈願祭
   ・鎮花祭

三、夏季の祭
   ・農村域の農耕儀礼
   ・都市域の御霊会

四、秋季の祭
   ・収穫直前の豊作祈願祭
   ・放生会
   ・収穫感謝祭

五、冬季の祭
   ・収穫感謝祭
   ・冬至に関連する祭
   ・一年の節目の祭(大祓など)

六、祭と改暦


多くの方にご参加いただいておりますm(_ _)m 単発でのご参加も大歓迎です!皆さま是非!

お申し込み → https://kodo-kan.com/classes/kyonomatsuritokaminigiwai/

全6回の詳細 →  http://shinobue.blog.jp/archives/9057882.html

IMG_0232

伝統芸能文化創生プロジェクト 講座シリーズ#4
「篠笛を知る〜祭が育む日本の音〜」

2018年11月18日 (日) (開場12:30)

第一部 お話   13:00〜14:30
第二部 篠笛体験 14:30〜16:00 (途中休憩あり)

於・京都芸術センター大広間
チラシ(表)

篠笛の楽器研究は他の和楽器に比べて非常に遅れている中で(ほとんどなされていないというのが現状)、まず第一歩を踏み出す機会を頂くことができました。「伝統芸能アーカイブ&リサーチオフィス(TARO)」に企画いただいております。

当日は、私、森田玲が篠笛奏者として、森田香織が笛師として、篠笛三昧の一日をお届けいたします。乞うご期待!定員に限りがございます。お申し込みはお早めに!


詳細・お申し込み → http://www.kac.or.jp/events/24363/
チラシ → PDF

------------------------------------------------------------------------------------------------
・篠笛の定義
・篠笛の語源
・篠笛が出来るまで
・篠笛の種類 <古典調・邦楽調(唄用)・均等孔?>
・明治期の篠笛教本
・篠笛の発鳴原理
・ドレミの笛は唄用の篠笛ではない
・様々な分野の篠笛(祭囃子・三味線音楽・舞台形式演奏会)
・篠笛の学校音楽授業の活用の可能性
・篠笛演奏
・篠笛体験(学校教材用プラスチックを用いての篠笛体験)
 -音の出し方/笛の構え方/指運び/指打ち/音量・音色の調整方法/わらべ歌
-----------------------------------------------------------------------------------------------

「篠笛(しのぶえ)」は、日本に古くから伝わる竹の横笛で、太鼓とともに祭の中で育まれてきました。江戸時代には歌舞伎の三味線音楽に採り入れられ、明治以降は演奏会形式の舞台も多く催されています。日本人なら誰もがどこかで耳にしたことがある楽器ですが、その歴史や文化については意外と知られていません。

 本講座では、長年にわたって篠笛の演奏・指導・調査研究をされている篠笛奏者の森田玲氏と笛師の森田香織氏をお招きし、第一部では、篠笛の演奏を交えながら、その歴史や文化についてお話しいただきます。そして、第二部では、実際に篠笛を吹くことによって、その魅力的な響きを皆さまの身体の中から体感していただきます。

 日本の音風景に欠くことができない篠笛。遠音のさす透明な音色と華やかな指打ち音…篠笛の魅力にどっぷりと浸かることができる一日です。皆さまのご参加をお待ちしております。

チラシ(裏)


詳細・お申し込み →
 http://www.kac.or.jp/events/24363/

↑このページのトップヘ