篠笛草子 〜 ほのかに聞こゆるもいとをかし 〜

日本に古くから伝わる竹の横笛「篠笛(しのぶえ)」の随筆。篠笛奏者で篠笛文化研究社代表の森田玲が綴ります。
Essey about "Shinobue" transverse bamboo flute in Japan,by Shinobue player Akira Morita.

(株)篠笛文化研究社が運営するブログです。

2019年08月

は町内の地蔵盆。朝から香織さんが準備のお手伝いに。24日はお地蔵さんの縁日。お盆の月の地蔵祭なので地蔵盆。
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お坊さんのお経に乗せて子供たちの数珠回し!とてもゆったりとし
た時間が流れています。大人に余裕がないと子供は安心して過ごせないものだと改めて実感。この後、スイカ割り、お菓子、ビンゴゲーム、宝探し、夜は花火と、子供にとって夢の時間が続きました。

香川県立ミュージアムの特別展「祭礼百態」へ参りました。とても良い展示でした。太鼓台や海御座船型練台、獅子だんじり、獅子頭ほか、実物の展示が充実。往時の祭の姿が記された文書や絵図もそろっており、すこぶる「味わい深い」特別展でした。

今日は本展の企画・構成を担当された田井静明さん(瀬戸内海歴史民俗資料館・館長)とお会いする機会に恵まれ、すっかり話し込んでしまいました。とても有意義な時間でした。
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鎮守の杜から遠音のさす笛の音。旋律を耳で追っていくと規則的に打ち込まれる鉦の音も明確になってきました。この音風景を後世に伝えたい。そんな想いを香織さんと共有しながら…家から歩いて10分ほど。家族で上御霊神社に参りました。
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小山郷の皆さんがご奉仕する六斎念仏を見聞。六歳念仏と言えば数段に積み重ねた将棋盤に立つアクロバチックなイメージですが、獅子の出る演目は終局のみで(僕が知らないだけで他にもあるかも)、狂言に取材したような演目や、太鼓の妙技を強調したような演目など様々。
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各地に鉦を打って念仏を唱える鉦講がございますが、それに芸能が加わった形式っぽいです。念仏系の演目が神事、芸能系の演目は神賑行事といったところでしょうか。念仏というだけあって、鉦と太鼓を基調とした動きに哀愁を帯びた篠笛の旋律が響きます。持ち手の付いた太鼓が特徴です。
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そういえば、一回目の京大の入学時に、初めて見聞した芸能が六斎念仏でした。京都には幾つもの講がございます。これまで、何度か見聞しましたが、今回は近所ということもあって、ゆったりとした気持ちで見ることができました。

「何を喋るか」が、もちろん核となりますが、「どこで喋るか」も結構大切。「どこで喋るか」つまり場所によって「何を喋るか」の内容が変わってくることもあります。それは準備段階でも然りですが、良い空間であれば、当日、その場で、うまい具合に話が展開していくことがあります。
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弘道館での講座「日本の祭と神賑〜うちの祭は山車(だし)とちゃう!」とても有意義な会となりました。これまでの学説をまとめて、自分なりの考えも一歩前に進めることができました。一つ大きな肩の荷がおりました。これで、次のステージに進むことができます。

自分自身の言葉も味わいつつ、歴史を数百年ほど遡ったかのような錯覚の中で、皆さんと一緒になって対話ができる。弘道館には、そのような空間的な魅力があります。

弘道館には魅力的な講座が盛りだくさん。内容はもちろんですが、弘道館で味わうこと…そこに大きな意義があるように感じています。皆さま是非!
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https://kodo-kan.com/

だんじり用・篠笛「岸極-きしのきわみ-」今月末に「民の謡(たみのうた)」岸和田店に5管納品を目指しています。 篠笛の「音色と音量」を決めるのは何でしょうか?答えは「楽器」と「身体」!20年にわたって岸和田型の地車(だんじり)囃子を研究してきた「民の謡」。その集大成が、鳴物の青年団の「息遣い」に応える究極の篠笛「岸極」。
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楽器のポテンシャルが高いので、無理に「吹く」というより「響かせる」という感覚が大切です。

岸和田だんじり囃子の古典旋律はこちら
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https://twitter.com/morita23akira/status/1037952273991647232?s=20


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