篠笛草子 〜 ほのかに聞こゆるもいとをかし 〜

日本に古くから伝わる竹の横笛「篠笛(しのぶえ)」の随筆。篠笛奏者で篠笛文化研究社代表の森田玲が綴ります。
Essey about "Shinobue" transverse bamboo flute in Japan,by Shinobue player Akira Morita.

(株)篠笛文化研究社が運営するブログです。

カテゴリ: 「篠笛」の歴史・文化

11月29日。お昼から篠笛奏者の小泉なおみさんとお茶を飲みながら篠笛談義!5時間ぶっ通しで篠笛の話。美人さんの横でおっさんが強調されております…。

ドレミの笛(洋楽調)が間違って唄用と呼ばれている現状(本来は唄用=邦楽調)を説明し、正しい情報をどのように広めていけば良いかという相談をして参りました。

現在では「調律」というと、すぐに「西洋12平均律」を追い浮かべていまいがちですが、もちろん「日本の調律」も存在します。「古典調」「邦楽調(唄用)」は「日本十二律」に基づく篠笛です。
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PDF→ http://shinobue.blog.jp/uta-doremi.pdf

小泉さんとは20年来のお付き合い。とても楽しいひと時でした^_^ 京都に帰ります!

11月27日、江之島高校での篠笛の授業の翌日、民族音楽への抵抗感(嫌いという意味ではなく知らんという意味)を払拭するため浜松市楽器博物館へ!日本、アジア、オセアニア、アフリカ、アメリカ、ヨーロッパ、古今東西の楽器が陳列!国立民族楽博物館(みんぱく)では数年前の展示替えで消え去った(涙)篠笛、こちらではしっかりと展示されており一安心 ^_^ 知らないこと、気付いたこと、確認できたこと等々…とても勉強になりました!
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ピアノの生みの親、バルトロメオ・クリストフォリさんが造ったピアノ零号機(チェンバロ改ー音量可変型)のクローンだそうです。チェンバロは600年、ピアノは300年の歴史とのこと。清楚なお姉さんによるギャラリートークと演奏がございました。ピアノとの距離感が少し縮まりました^_^


充実した素晴らしい展示図録が閲覧用で置かれていたのですが、元々非売品とのこと…意味不明。普通に皆さん欲しいと思うのですが…


<追記>古本でゲットしました!
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立派な図録(全カラー260頁、日本語・英語並記)があったのでお尋ねしたところ、非売品とのこと∑(゚Д゚) 特別展ではなく常設展の図録。これは完備して欲しい!データは作成済みなのであとは印刷費だけ。あれば売れるものですし…素晴らしい内容なだけに残念。印刷しない理由が見つかりません。折を見て尋ねてみようとは思いますが、取り急ぎ手に入れたい衝動を抑えられず、古本で探し出しました^_^ これで勉強が進みます…

11月24日の夜はレンタカーで山国郷へ!耳学問ですが…平安京の大内裏の造営の木材、大嘗祭の悠紀殿・主基殿の御用材の供給地だったかと思います。桂川を通して京都と深く繋がっております^_^
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小学校の体育館で、山国隊の皆さんの練習を見学させていただきました!小学生と中学生の男の子が中心の山国隊。今年が初舞台の子供たちも多かったようですが、しっかりと格好良く演奏されていました^_^

山国郷の皆さんは官軍として戊辰戦争に参加、その際に習得した西洋式の軍楽マーチが地域のアイデンティティとして現在まで受け継がれており、慰霊祭と秋祭で、賑やかな「戊辰行進曲」と「礼式」と呼ばれる厳かな音曲が演奏されます。

平安神宮の時代祭の維新勤皇隊も山国隊がルーツです。

日本の洋楽事始めは軍楽。明治維新150年の今年は、山国隊は地元の祭以外で引っ張りだこ!明日は二条城界隈でマーチングがございます。

写真は篠笛とスネアドラム、バスドラムという珍しいショットです^_^
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山国神社にもお参りいたしましたm(_ _)m お月様が綺麗でした。

女竹の選定の後、昨年の引き続き九十九里浜は釣ヶ崎にて石笛(いわぶえ)を探して磯乞食。数ミリから1センチ弱の孔あいた石のかけらを見つけます。
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これをうまい具合に口に当てて吹くとピーという高い音が鳴るのです。息遣いを変えると、篠笛と同じように音色の調整や若干の音階を奏でることができます。今年も見つかりました!良い音です。弥生、縄文、それ以前まで遡れる音風景かもしれません。天石笛!

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石笛をゲットした九十九里浜の釣ヶ崎には上総国一宮・玉前神社の御旅所がございます。太平洋岸に多い神輿などの浜降り。海の彼方からやってきて浜辺に寄り付いた様々なモノがカミとして祀られます。浜降り祭は、そのカミ迎えの再現です。鳥居の上に昇る月、その月明かりが海に映え、さながらカミの道行きでした^_^

11月20日。桜を実家に預けて始発で関空へ! 毎年恒例、千葉県は阿波国、房総半島に参りました^_^
九州では伐採後すぐの竹を選びますが、こちらでは、数年乾燥いただいた女竹を選んでおります^_^ 僕は香織さんの補助でほとんど眺めているだけ…良い竹が沢山ございました!
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雲海に浮かぶ美しい富士の佇まい^_^ 富士山と篠笛は「竹取物語」で繋がっております^_^

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次の日は国立歴史民俗博物館へ。いつも予想外のタイミングで遭遇する川村清志先生と想定内のタイミングでお会いし束の間の祭談義^_^ お神輿ひっくり返ってボコボコですが今回の話のネタには関係ございませんm(_ _)m



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