お盆を過ぎてから1日に何度も「はい!民の謡(たみのうた)です!」と旧社名を声に出しています。
現在の社名は「篠笛文化研究社」。篠笛については未だ未だ勉強中で、名前負けしそうな社名ですが、これは、ドレミの笛の皆さんが集まって作った団体名が、日本を代表する篠笛の協会のような名前だったので、その対応策としての苦肉の策でした。
社名を変更すると決めた時、多くの方から勿体無いとのお声を頂き、岸和田店の名称として残すことにしました。「民の謡(たみのうた)」は私の造語で「民俗音楽」を大和言葉で表したものです。
日頃「民の謡」の名前は滅多に声に出さなくなりましたが、この時期は岸和田からの問い合わせも多く、社内で「民の謡」が飛び交います。
20年使って来た屋号でしたので、やはり何か安心する響きです^_^
かつてはよく手紙の宛名が「民の歌」「民の唄」「民の詩」あるいは「民の宴」など間違えられました。
一度アゴが外れそうになったのは、某公共団体からの手紙で「尻の謡」(-。-; これはアウトです…
最近は「篠笛文化研究〈所〉」というミスが多いです。「研究所」などと大層な名前は絶対付けません…。というか、宛名に書かれているということは、書いた本人はそう思っているということでしょう…これは困りました。
電話がかかって来た時、「篠笛文化研究社」か「民の謡」のどちらで答えるか、ということが問題になってきますが、不思議なことに、相手の声の雰囲気を聞いた瞬間に、僕も香織さんもダンジリ関係か篠笛一般の問い合わせか判ってしまいます^_^
「民の謡」と「篠笛文化研究社」、ローカルとグローバル、今後もグローカルに活動を展開して参りたいと思います。
写真は昨年の7月。岸和田店移転の際に下ろした看板。伊勢大神楽・山本勘太夫さんと^_^