篠笛草子 〜 ほのかに聞こゆるもいとをかし 〜

日本に古くから伝わる竹の横笛「篠笛(しのぶえ)」の随筆。篠笛奏者で篠笛文化研究社代表の森田玲が綴ります。
Essey about "Shinobue" transverse bamboo flute in Japan,by Shinobue player Akira Morita.

(株)篠笛文化研究社が運営するブログです。

カテゴリ: 祭と文化

来年度の弘道館講座の内容が決定いたしました!私の篠笛人生20年の中で一番オモシロイ企画となりました!「日本の音を吟味するードレミがなくても大丈夫♪」毎回、日本の芸能・洋楽・民族音楽の実践者をゲストに迎えて日本の音を再考します!この講座を軸に、より多くのゲストをお招きして様々な演奏会・講演会を催しながら議論を深めて参ればと思います。皆さんの知恵も必要です!是非ご予定ください!
日本の音を吟味する(チラシ)

<令和2年>
4/19(日)山田藍山(笛師・元音楽教師)
私の古典調の篠笛は藍山(らんざん)さんの笛。音楽の先生で子供たちに日本の音を伝えるべく奔走した先駆者の一人です。
6/7(日) 林宗一郎(能楽師 観世流シテ方)
祇園祭の岩戸山での「カミあそび」では毎年ご一緒しています。舞と謡は神懸かりです。
8/9(日) 山本勘太夫(伊勢大神楽)
先代の親方からのお付き合い。荘厳は獅子舞、放下(ほうか)の至芸、萬歳の笑い。日本の芸能の到達点の一つです。
10/18(日) 法貴彩子(ピアニスト)
私のドレミの先生です。長年フランスで活躍され上品で優美な女性です。西洋から見た日本とは。
12/20(日)嵯峨治彦(ホーミー・馬頭琴)
篠笛文化研究社(民の謡)のモデルは嵯峨さんの「のどうたの会」。世界に広がる無限の音の世界へ。
<令和3年>
2/14(日)植木陽史(和太鼓・津軽三味線)
私の相方(太鼓)で毎年春に「笛と太鼓は恋人」を開催。祭の太鼓のテイストを舞台で打てる数少ない奏者の一人。
森田玲(玲月流初代 篠笛奏者)

続・ひねもす博覧会~淡路之段~
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続・ひねもす博覧会~淡路之段~
令和2年3月14日(土)・15日(日)10時~18時
入場料500円(学生無料)
会場:淡路島・洲本市文化体育館(二階・会議室2C)

主催:だんじり彫刻研究会(岸和田市本町7-19)
電話 072(438)1068

★だんじり彫刻VR(バーチャルリアリティ)体験!
★彫刻の下絵なぞり描き体験!
★彫刻展示・講演会!
★『図説だんじり彫刻の魅力』『図録』販売!

淡路島の全島に広がる「だんじり(太鼓台)」。そこには軍記物を中心とした繊細で躍動感あふれる彫物が施されています。数々の彫物を刻んだ彫刻師がかつては淡路で暮らしていました。今、その淡路彫の魂は、大阪の泉州・岸和田の彫刻師に受け継がれ、「だんじり(地車)」を中心に、神話から軍記物、花鳥風月に至るまであらゆる題材を自在に彫り仕上げています。彼らは岸和田彫刻の源流の一つは淡路であることを覚えています。一方、淡路では多くの彫刻師が活躍した時代の記憶は失われつつあります。今回の展示会は、昨年、岸和田で大盛況であった「彫物ひねもす博覧会」の第二弾です。淡路の風景を撮り続ける地元の写真家、岸和田城下町で鑿を振るう彫刻師、そして地車や太鼓台の神賑行事に造詣の深い篠笛奏者が、淡路で育まれた「ダンジリ彫刻」の魅力をお届けいたします。

主な出展作品はチラシ(PDF)をご覧ください
http://shinobue.blog.jp/hinehaku02.pdf 

講演会の予定(両日とも)
11時 ダンジリ(太鼓台・地車)のルーツと伝播〔森田玲〕
14時 彫師が語る「だんじり彫刻の魅力」〔河合賢申〕
16時 「凱旋・淡路彫!~よみがえる彫師の記憶」〔平田雅路・河合賢申・森田玲〕

YouTube 特別映像「彫刻・国生みができるまで」→ https://youtu.be/f6oiVZwxkso

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「序破急」という言葉・概念は日本人全員が知っているものだと思って、それを前提に20年間、篠笛を教えていましたが、年代に関係なく「序破急」という言葉を聞いたこともないという人が3人に2人くらいの割合でいることが判明(和楽器奏者も含む)・・・


中々笛が上達しないはずです T_T

本年は仕切り直しで門下生の皆さんには「序破急」を意識したお稽古を心がけてもらうようにいたします。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版の「序・破・Q」は「序破急」の本歌取り


12月24日は毎年恒例の伊勢大神楽の総舞(増田神社・三重県桑名市太夫)。今年も清らかな笛の音に包まれて良い一日を過ごすことができました。写真は終局の演目、お獅子の花魁道中「魁曲(ランギョク)」。ヤートコセの伊勢音頭の道中歌を唱和します。20年前は冒頭の囃子詞で歌が終わることもありましたが、近年は若者の活躍がめざましく「六軒茶屋まで送りましょ」の歌詞から最後まで獅子が舞って歌われます。
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東京の篠笛教室の皆さんも参加。ホールではない現場の祭の笛の音を体感してもらえて良かったです。明日からそれぞれの笛の音も変わることでしょう。伊勢大神楽講社の皆様、山本勘太夫さんはじめ関係者の皆様、お世話になりました。
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0歳の時は訳もわからず、3歳の時はお獅子に噛まれて大泣きしていた桜も6歳となりました…お獅子が桜の成長を見守ってくれているような…今日はそのようにも感じました^_^ 
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講社長の山本源太夫さんに篠笛の寸法の出し方をご説明いただきました。僕が以前、先代の山本勘太夫さんにお聞きした方法は均等孔でしたが、今回は少しずつ孔の間隔が詰まっていくパタンで、雅楽の笛に準じた古典調に近いものでした。いずれにしても、ほとんどの道具を自作される技術力にはいつも驚かされます
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10年前に書いた伊勢大神楽の音曲に関する論文(http://www.taminouta.com/img/PDF/ise-daikagura-morita-akira.pdf)。僕には珍しい査読付きです。当時は録音や録画が手軽ではなく、また、若い継承者の人数が少なかったこともあって結構苦労しました。今ならもう少し精度をもっと上げることはできますが、分析結果と考察の内容は今も変わらないと思います。

伊勢大神楽はおよそ16演目に大別されますが、一つの演目に一つの音曲が対応しているわけではなく、幾つもの音曲の組み合わせで一演目が構成されます。そして、ある旋律にはその出自となる演目があるのですが、その旋律は他の演目にも流用されます。流用の選択基準には(1)旋律が持つ意味(清める・起こす・回す等)、(2)旋律の雰囲気(追い立てる・落ち着かせる等)の2パターンがあります。

伊勢大神楽の音曲には各地の古い時代の流行歌や芸能の要素が保存活用されている可能性が高く、伊勢大神楽の音曲や芸態から、他の分野の芸能に関することがわかるかもしれません。


勢大神楽の詳細は伊勢大神楽講社のYouTubeチャンネル是非ご覧ください!そこに求めていた「日本」があります。
https://www.youtube.com/channel/UCrwvf2XYVCEZdykEIFPiPJg

撮影・編集のデザイン事務所さんには、うちのPR動画も担当いただいております→ https://www.youtube.com/channel/UCxoyQPuDoZ9SURf0H7QEupQ




有斐斎(ゆうひさい)弘道館・復興10周年記念事業にて篠笛の奏楽です。
篠笛文化研究社(旧・民の謡)の拠点を京都に移してすぐにお世話になった弘道館。
講座「日本の祭と神賑(かみにぎわい)」も開講いただき、日頃からとてもお世話になっております。その復興10周年記念公演の末席に加わらせていただいております。
皆様お誘い合わせの上、是非ご来場くださいませ。

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京都御所の西にある学問所、有斐斎弘道館。
門弟3000人といわれた儒学者・皆川淇園が開きました。
数寄屋建築と情趣ある庭が素敵な空間です。
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京都の町家や屋敷が次々と取り壊され、ホテルやマンションに建ち変わる中、多くの心ある方々の力によって維持され、
今年、再興10周年を迎えられました。

この度、有志で「有斐斎弘道館再興十周年記念実行委員会」が結成され、来年2月24日、金剛能楽堂にて、勧進「新<淇>劇」が上演されることとなりました。
入場料の一部は弘道館の保存活動に寄付されます。

日本文化の素晴らしさを伝える活動の輪を広げていくため、
是非ともご参集のほど、何卒よろしくお願い致します。

◆日時:令和2年(2020) 2月24日(月祝)
 午後2時開演(午後1時開場・午後4時30分頃終了予定)

◆会場:金剛能楽堂(京都市上京区一条下ル龍前町590)

◆プログラム:
・ご挨拶/林宗一郎(有斐斎弘道館再興十周年記念実行委員会代表)

・講義「京の江戸時代と皆川淇園」/廣瀬千紗子(同志社女子大学名誉教授・公益財団法人有斐斎弘道館理事)

・鼎談「新<淇>劇できました!」/廣瀬千紗子、有松遼一(「新<淇>劇」作者)、濱崎加奈子(有斐斎弘道館館長)

・勧進「新<淇>劇」
  林宗一郎 有松遼一 茂山逸平 茂山宗彦 鈴木実
  杉信太朗 大倉源次郎 谷口正壽 前川光範
  桂吉坊(落語家) 珠寳(花士) 森田玲(篠笛奏者)

◆チケット:
 S  席 1万円(正面)
 A  席 7千円(脇正面前列、正面横ブロック)
 自由席 5千円(学生3千円)
 *チケットの払い戻しはできません。
 *学生の方は学生証をご提示下さい。

◆お申込み:
❶ Confetti(カンフェティ)
 http://confetti-web.com/kodo-kan
 TEL 0120-240-540(平日10:00~18:00)
 *通話料無料・オペレーター対応
❷ 茂山狂言会事務局 TEL 075-221-8371
❸ 金剛能楽堂

☆ チケット発売開始:12月23日(月)

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