篠笛草子 〜 ほのかに聞こゆるもいとをかし 〜

日本に古くから伝わる竹の横笛「篠笛(しのぶえ)」の随筆。篠笛奏者で篠笛文化研究社代表の森田玲が綴ります。
Essey about "Shinobue" transverse bamboo flute in Japan,by Shinobue player Akira Morita.

(株)篠笛文化研究社が運営するブログです。

カテゴリ: 祭と文化

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佛教大学・大学院・文学研究科・歴史学専攻(一般修士課程)に合格させていただきまし
た。篠笛や祭など日本文化に関わる実践・研究を行なっている私ですが、京都大学では農学部・森林科学科で、入試の際はバリバリの理系でした。日本史・世界史の知識は中学生レベルで止まっており(というか忘れています)、これで篠笛や日本文化を語ろうというのですから笑止千万・・・ということもあって、歴史学と民俗学の基礎を学びたいと思い受験いたしました。昨年の「日本の祭シンポジウム」で、佛教大学の八木透先生とご一緒させていただき、その後、有意義な祭談義を行なうことができたことも、少なからず今回の受験の動機に影響を及ぼしております。

昨年までは東京に出て音楽学で篠笛の楽器研究を、と考えていたのですが、令和三年に「地車(だんじり)」関係の本の出版が決まったことで、京都から離れることができなくなり、それならば「神賑(かみにぎわい)」の研究をまずは進めようと思い立ちました。

今回の受験、そもそもドラクエのダーマの神殿の存在を知らなかったら、この選択肢はなかったと思います。ダーマの神殿は世界で唯一「転職」が可能なスポットで、重要なことは、それまでに身に付けたスキルが転職後(物理攻撃・魔法など)も継承されるという点です(ただしヒットポイントとマジックポイントは半減)。

専門科目(日本史)と英語の勉強は結構大変でした。この3ヶ月、1日6時間は勉強したと思います。おそらく大学の学部入試で日本史・英語があったと思われ、学部の4年間、関連科目で学んだ皆さんにとっては、そこまで難しい問題ではなかったかと思いますが、完全理系の43歳のオッサンには、かなりキツかったです(笑)。

これから、これまで得た知識や経験を活かしつつ、はやく「文系的な経験値」を積み重ね、より深く、わかりやすく、鋭い切り口で、「日本音楽・篠笛」「祭・神賑・だんじり」などの「歴史と今」を捉え、「未来への道標」を記していくことができればと思っております

令和元年十月朔日 阿波国・橘浦にて 玲月流初代 篠笛奏者 森田玲

伸栄龍神會の「大坂だんじり囃子」の映像が遂に公開!6ヶ月にわたって製作に携わらせていただきました。管見の限りでは「世界最強の和太鼓」です!
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鉦二丁と小太鼓の地打ちに乗せ、大太鼓は面打ちと縁打ちを自在に使い分け、その一糸乱
れぬバチさばきは圧巻。打楽器のみで構成されますが、つむぎ出される音の連なりは、さながら旋律楽器のようであり、見る者、聞く者を飽きさせません。
 
映像はミヤシタデザイン事務所、音はSound Lab Nakata。こちらも僕がいつもお世話になっている最強メンバーです!
 
皆さま是非ご覧ください! 

明日、明後日は岸和田祭!本日は地車(だんじり)の試験曳き!地車のルーツは江戸時代に淀川を往来した豪華絢爛の川御座船。大阪市教育委員会発行の「いちょう並木」9月号でも、橋爪節也先生(大阪大学教授)が、地車のルーツに触れて下さっています。
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PDF → 
https://www.manabi.city.osaka.lg.jp/www/contents/lll/ityou12/buckup/201909_p3.pdf
地車の本体、動きなど、船と重ねて見ていただくと、一味違った祭紀行になるかと思います。祭の主催である岸和田城下の産土・岸城(きしき)神社にも是非お参りください。

岸和田祭の地車(だんじり)の試験曳きでした!晴天に恵まれ、猛暑の中、岸和田城下を地車が駆け抜けました。今月、桜は誕生日で六歳に!来年は小学校です。来年は桜も曳けるかな? 
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