篠笛草子 〜 ほのかに聞こゆるもいとをかし 〜

日本に古くから伝わる竹の横笛「篠笛(しのぶえ)」の随筆。篠笛奏者で篠笛文化研究社代表の森田玲が綴ります。
Essey about "Shinobue" transverse bamboo flute in Japan,by Shinobue player Akira Morita.

(株)篠笛文化研究社が運営するブログです。

カテゴリ: 日本の祭(神事と神賑行事)と文化

6月16日(日)11時からは京都・弘道館にて講座「日本の祭と神賑」。テーマは「神輿と御迎提灯ーカミの道行きとカミ迎えの灯」です。

詳細はこちら → 
http://shinobue.blog.jp/archives/15800319.html 

カミ様の動きに注目すると祭の風景が一変します^_^ 皆さま是非!


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5月25日は、中津(大分県)での講演「祇園車のルーツに迫る!ー大坂だんじりと和船の残響ー」盛り上がりました!
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ヂキヂン・ヂキヂン・ヂキヂン・コンコン!
大坂の地車囃子(伸栄龍神会)をご覧いただき、いよいよ開演。
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楽車(芸能舞台)としてのダンジリと、地車(曳行を楽しむ)としてのダンジリの双方の要素を育んだ中津の祇園車。本日は、中津の祇園車と大坂の地車、岸和田の地車との類似点、そして地車のルーツである川御座船の話をさせていただきました。

中津祇園(御祭神=京都、神賑=大坂の地車)。

祭の未来にとって、神事と神賑(かみにぎわい)行事のバランスが大切だという話も少し織り交ぜました。

懇親会では、もっぱら現在と未来の祭の在り方について議論が交わされました。祭の議論においては、一般化できることもありますが、やはり、地域ごとに大きく事情が異なる内容も少なくなく、脳味噌をフル回転。色々と勉強になりました^_^

私もまだまだ知らないことばかりですが、本日の講演内容が中津祇園の未来に少しでも寄与するものであったなら幸いです。

ご準備いただいた中津祇園の皆さま、ありがとうございました!

<追記>
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西日本新聞で先日の中津での講演の記事を掲載いただいております^_^ 一点、やはり「山車(だし)」という名称に違和感がございます。僕は公演中「山車」という言葉を一度も使っておりませんし、むしろ故意に避けておりました。こちらの記者さんが悪いという訳ではなく、現在、祭に出る引っ張る練物を「山車」というのが一般的になっております。しかし「山車」は東京の方言であって、また、祭の曳車には、鉾や山、芸能舞台(山に含めるか?)、囃子屋台など様々。「山車」という言葉で代表することには問題があります。そのため、ユネスコ無形文化遺産の登録の際は「山・鉾・屋台」という言葉が選択されました(←この分類が適切かどうかは保留しますが、少なくとも山車で一括されるよりは100倍適切)。「総称としての山車」に変わる言葉は必要ではないという考えもあるかと思いますが、「山・鉾、屋台」を包括する広義の言葉がない限り「山車」が使い続けられると思います。何か考案せねば…「祭屋台」か?「祭車」か? 考えます…

先日、大阪での演奏の途中で勝手にマイクを目の前に設置されましたが(お客さんは5メートル先にいるのに…玲月流ではマイクは法度)、講演内容を紹介していただく場合は「山車」という言葉を使わないように念を押しておいた方が良さそうです。僕が「山車」という言葉を使ったと誤解されるので。

「彫物ひねもす博覧会」大盛況のうちに幕を閉じました。ご来場の皆様、ご協力、後協賛いただいた皆様、本当にありがとうございました。
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全体の監修は河合さん、写真は平田さんが担当で、展覧会当日の内容については、お二人に任せることにして、私の役割は、彫刻が施される主体である「祭」そのもの、そして「地車」と「太鼓台」の歴史文化について語ることでした。そして「ひね博」を一過性のイベントに終わらせないため、主催者自身も含めて、後から何度も復習ができるように『図説だんじり彫刻の魅力』を完成させること。

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書籍は、非常に完成度の高いものになったと自負しております。特に、彫刻に関わる部分の文章を、私一人の執筆ではなく、彫刻のことを一番熟知している河合さん、多くの彫刻を見聞している平田さんの意見を存分に採り入れ、さらに何人もの眼で厳しく推敲を重ねました。とりわけ、当事者である彫師さんの声を反映できたことは、大きな強みであると思います。解説は彫物の場面の難解な歴史解説ではなく、見所はどこか、そのような工夫がなされているかなど「鑑賞の手引き」を強く意識しました。
(『図説だんじり彫刻の魅力』→ 
https://kishiwada1.wixsite.com/kishiwada-awaji/forum/tu-shuo-danziridiao-ke-nomei-li )
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当日の展示は、ひたすら河合さん、平田さんのサポートに徹しました。当日の空間デザイン、河合さんの新作「国生み」の彫刻動画はミヤシタデザイン事務所(三重県)にお願いしました。彼らの助力で、展示会の雰囲気は数段アップしたと思います。講演では、太鼓台と地車のルーツ、ダンジリの語源についての最新の研究成果を多くの皆様に直接お伝えすることができました。
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1000人以上のご来場をいただいた「ひね博」。素晴らしい空間で彫物に囲まれ、皆さんと時間を共有できた一日。私の中でも大きな財産となりました。ご来場いただいた皆様にとっても、何か感じるものがあれば、嬉しく存じます。

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5月20日は佛教大学公開講座でした。八木透先生にお声がけいただき「神賑行事」をキーワードに「祭」を読み解きました。懇親会では祭研究者の方々と交流…楽しいひとときでした^_^ ご来場の皆さまありがとうございました。「神賑論」また一歩前進です。
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5月25日は大分県は中津で「ダンジリ講演!」福沢諭吉先生所縁の地に、移動式芸能舞台としての機能を備えた初期の大坂型地車の特徴が残っております。さらになんと、岸和田とは別系統で「ヤリドリ(ヤリマワシ)」が考案されました!僕が数年前、祭の見物に参るまでは、皆さん、まさか、祇園車が、大坂や岸和田の地車と同じ練物だとは思いもよらなかったようです。ヂキヂン・コンコンの囃子を中津で聞いた時は、鳥肌が立つほど感動しました。

地車のルーツは川御座船。ダンジリ文化は日本遺産!

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講座「豊前中津・祇園車のルーツに迫る!~大坂だんじりと和船の残響~」

日時:令和元年5月25日(土)午後6時~

場所:中津市立小幡記念図書館 研修室
(大分県中津市片端町1366番地1)


講師:森田玲氏 (玲月流初代 篠笛奏者)
文化庁芸術祭新人賞受賞
京都市芸術文化特別奨励者
『日本の祭と神賑』創元社
『日本の音 篠笛事始め』篠笛文化研究社

主催 :特定非営利活動法人 中津地方文化研究所

後援 :中津祇園保存協議会
中津市
中津商工会議所
(一社)中津耶馬渓観光協会
大分合同新聞社
西日本新聞社
(公社)中津法人会

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