篠笛草子 〜 ほのかに聞こゆるもいとをかし 〜

日本に古くから伝わる竹の横笛「篠笛(しのぶえ)」の随筆。篠笛奏者で篠笛文化研究社代表の森田玲が綴ります。
Essey about "Shinobue" transverse bamboo flute in Japan,by Shinobue player Akira Morita.

(株)篠笛文化研究社が運営するブログです。

カテゴリ: 演奏・講演会(予定)

「篠笛フォーラム(掲示板)」開設いたしました!
 

→ https://shinobue2.wixsite.com/shinobue/forum/
 

~篠笛から日本の文化を語り合う~ 
篠笛フォーラム
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どうぞよろしくお願い申し上げますm(_ _)m

今年で11年目となる大阪天満宮の盆梅展での演奏。昨年までは旭堂南陵師匠の講談に10分ほどの演奏でしたが、今年は1時間の枠をいただいており、私、森田と香織先生の演奏を中心に、門下生も何曲か披露いたします。
梅まつり

チラシ→PDF
てんま天神梅まつり

演奏の場所は梅花殿。
とても雰囲気が良く、理想に近い篠笛の音をお届けすることができるかと思います。

皆さま、お誘い合わせの上、是非、お参り下さい!

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てんま天神梅まつり
梅花を寿ぐ篠笛の音~ほのかに聞こゆるもいとをかし~

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日時 平成31年2月15日(金)
会場 大阪天満宮 梅花殿 → 地図
演奏 13時~14時
   篠笛:森田玲 森田香織 および 門下生

(15時からの旭堂南陵師匠の講談:菅原天神記がございます)


御所の西、
今年で10周年を迎える京都・弘道館での講座のご案内です。
遂に五回目!
今回は、
京の三大祭「葵祭(賀茂祭)」「祇園祭(祇園御霊会)」「時代祭」
心で読み解いていきます!

弘道館・講座(アウトライン)
チラシ→PDF


日時   1月27日(日)11時~12時半
会場 有斐斎 弘道館
講師 森田玲
   玲月流初代篠笛奏者 京都市芸術文化特別奨励者
   『日本の祭と神賑』創元社 『日本の音 篠笛事始め』ほか


祭の主催である上賀茂・下鴨神社、八坂神社、平安神宮の創始は、
平安京築造以前、平安時代、東京奠都後とそれぞれ異なり、
時代的にも1000年以上の幅があります。
それ故、祭の形態もその時代の感覚を反映して異なります。

今回の講座では、同じ祭であっても、その場面が
人の心、
すなわち、意識がカミ様に向いている場面なのかヒト同士に向いている場面なのか、
すなわち「神事」か「神賑行事」か、に分けて紐解くとともに、
カミ様そのものの動きにも注目し、その神幸祭を三つの型、
すなわち「ミアレ(御生れ)型」「ミソギ(禊ぎ)型」「オイデ(御出)型」に分けて、
それぞれの祭の本質に迫ります。
カミ様の動き

これまで四回の講座を受けていただいた方は、
景色が晴れるような感覚で京都の三大祭を認識し直していただけると思いますし、
今回が初めてという方は、新しい祭の捉え方を知っていただくことができる
チャンスとなるかと思います。

皆さまお誘い合わせの上、是非ご来場ください!

毎回多くの皆さまにご参加いただいております。
そのお陰もあって、来年度からも講座を継続いただけることとなりました!
日程などの詳細は追ってお知らせいたしますm(_ _)m

篠笛と和太鼓のワークショップ型・体験交流会のご案内です。
恋人
ピーヒャラ・どんどん!笛と太鼓は古くから不即不離の関係を保ちながら祭の中で育まれてきました。

ところが、舞台の篠笛や太鼓の世界では、それぞれ得意な専門に分かれてしまって、
少し笛と太鼓の奏者の距離感があるように感じます。

今回の企画では、

日頃、篠笛を吹いている人は太鼓を打ってみる。

太鼓を打っている人は篠笛を吹いてみる。

そんなチャンスを作ってみました。

参加の皆さんには、篠笛と太鼓の両方のワークショップを受けていただきます。
その後、篠笛奏者・森田玲と太鼓奏者・植木陽史による笛と太鼓の講演会、
ミニライブ、座談会を通して、
参加者の皆さんとともに、笛吹きと太鼓打ちとの交流を深めたいと思います。

当日に向けて「笛と太鼓の交換日記」も始めました!
こちらも是非ご覧ください!
→ https://www.facebook.com/shinobue.taiko/

森田 植木

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ワークショップ型交流会「笛と太鼓は恋人」
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日時 平成31年(2019)2月24日(日)
場所 鼓屋(つづみや)大阪府守口市 地図→こちら

参加費 3500円 定員40名

講師  森田玲(篠笛)×植木陽史(太鼓)

----------------- 当日の流れ -----------------
<第一部>
13時

篠笛ワークショップ 初心者(グループA)
太鼓 ワークショップ(グループB) 
 
14時
篠笛ワークショップ 経験者(グループB)
太鼓ワークショップ
(グループA)
 
<第二部>
15時半
お話 はじめての篠笛
お話 はじめての和太鼓
ミニ演奏会
対談 森田玲×植木陽史
(17時半 終了予定)


18時
茶話会(自由参加)参加費1000円

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申込・お問い合わせ
鼓屋(つづみや)https://tudumiya.fun/contact.html

(1)篠笛の初心者か経験者かをお伝えください。
(2)申込が多い場合は初心者と経験者の合同になります。
(3)篠笛(プラスチック製)は無料でレンタルできます。
    1700円でお求め頂くことも可能です。
(4)参加費は同じになりますが第二部のみの参加も可能です。
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11月26日は静岡県は浜松、県立江之島高校の芸術科での授業。午前は実践の授業。以前より篠笛文化研究社のプラスチック製の篠笛「篠音ーしののねー」をお使いいただいております^_^ 皆さんある程度吹くことができるので、より豊かな音色になるよう下唇の位置と喉の形を微調整!
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午後からは座学のクラス。日頃はクラシック音楽を中心とした「音楽制作」の授業とのことでしたので、1オクターブは幾つの音から成り立っている?という意地悪な質問にはじまり^_^、西洋12平均律と日本十二律との違い、日本人にとってリコーダーは必要か?などを中心に、洋の東西を問わず世界各地の音楽を楽しむことができる柔軟で音痴な耳を持とう!という話をして参りました。マツリの屋台での囃子を知っている担っている皆さんが多かったので(その理由は夕方にわかりました!)、その音に対する原体験を大切に!とお伝えして参りました。偶然、雅楽の調子笛を持っていたのでピアノと比較することができて良かったです^_^
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午前、午後とも楽しいひと時でした。

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