篠笛草子 〜 ほのかに聞こゆるもいとをかし 〜

日本に古くから伝わる竹の横笛「篠笛(しのぶえ)」の随筆。篠笛奏者で篠笛文化研究社代表の森田玲が綴ります。
Essey about "Shinobue" transverse bamboo flute in Japan,by Shinobue player Akira Morita.

(株)篠笛文化研究社が運営するブログです。

カテゴリ: メディア紹介(新聞・雑誌など)

1月3日に関西テレビ「よ〜いドン!〜お正月スペシャル」に出演し「となりの人間国宝さん」に認定いただきました。
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歌手・作曲家の円広志さんと、演歌歌手の三山ひろしさんが、篠笛文化研究社にお越しくださいました。約17分間の放送で、とても楽しい番組となりました。以下、抜粋です。
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桜6才がお出迎え。
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獅子舞の曲を吹きました(伊勢大神楽の馬鹿囃子)
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篠笛「京師ーみやこー」
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私がなぜ篠笛を始めたのかをお話することになりました。大学入学後、色々と理由があって離れていた祭(泉州・大阪府南部の地車<だんじり>)を久々に見に行ったところ、笛の音がまったく鳴っていないことにショックを受けました。理由を調べてみると、どうやら楽器自体に問題があって、居てもたってもいられず大学を中退・・・笛屋をはじめました(番組では四浪が強調されていました<笑>)。今から20年ほど前、僕が22、3歳の頃です。

より詳しくは、こちらの「らいふすてーじ」(京大インタビュー)にございます。

20年前と比べると、今では随分と笛の音が鳴るようになって、古典的な旋律もちらほらと聞かれるようになりました。昔からある「獅子田」の篠笛に加えて、うちのブランド「岸極(きしのきわみ)」を製作できるようにもなりました。
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京大(1回目の入学時)の北海道演習林実習での写真です。
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畏友の河合申仁さん(彫刻師)と森田家の家族~岸和田祭の地車(だんじり)
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ご主人だいぶ変わってますけど奥さん大丈夫ですか?という話になって、ここで、僕のプロポーズの言葉は何か?というのがクイズになってしまいました(これには流石に参りました<笑>)
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後半は、三山ひろしさんがNHKの紅白歌合戦でも披露した「けん玉」に合わせて、急遽、笛を吹くことに。京都の手毬歌「四方(よも)の景色」の二重奏を香織さんと。
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桜、はしゃぎすぎ(笑)
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「となりの人間国宝さん」に認定いただきました!
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1月3日に「よーいドン!お正月スペシャル」(関西テレビ)に出演いたします。幼少期の祭の写真や(1回目の)京大学生時代の写真も出るかもしれません。篠笛も吹きました。是非ご覧ください!
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・・・「となりの人間国宝さん」円広志は紅白歌手の三山
ひろしと京都・出町柳駅周辺へ。伝統の楽器を制作するユニークな夫婦を訪問!月亭八光は黒田有(メッセンジャー)と大阪・福島駅周辺で国宝さん探し。息ぴったりの2人が、爆笑の珍道中。

9月8日(日)の産経新聞・朝刊(西日本全域)に、先日開催の「彫物ひねもす博覧会」と、新刊『図説だんじり彫刻の魅力』の取材記事を掲載いただいております!
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https://www.sankei.com/west/news/190829/wst1908290020-n1.html

私が篠笛を始める遠因は、幼少の頃に親しんだ地車(だんじり)の土路幕(ドロマク)彫刻「天岩戸開き」。八百万神の一柱がアメノウズメノミコトの神楽囃子で笛を吹いているのですが「鳴物(地車の囃子方)でもないのに、なんで笛吹いてんやろ?」と毎年不思議に思っていました。

彫師の河合さんが取材に答えております。僕は最後にちょこっと一言


★見本ページ → http://www.taminouta.com/img/PDF/danjiri-sample.pdf
★刊行記念映像 → https://www.youtube.com/watch?v=f6oiVZwxkso

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だんじりといえば、豪快な動きに興奮を呼び起こされるが、地車や太鼓台に施された木彫りの美しさにひかれるファンが増えている。だんじり祭の本場、大阪府岸和田市で開かれただんじり彫刻の展覧会には、1日だけで1千人以上が来場。だんじり彫刻をインターネットの交流サイト(SNS)に投稿するファンも。繊細で躍動感あふれる木工彫刻の芸術性に加え、日本神話や源平合戦などの歴史に空想を織り交ぜたストーリー性がファンの心をつかんでいる。

 古い街並みが残る岸和田城下の紀州街道。彫り師の河合賢申(けんしん)さん(51)の工房「賢申堂」には、だんじり彫刻の工程を一目見ようと、ファンが訪れる。河合さんは、現在、岸和田を含む泉州地域で主流となっている、淡路島伝来の淡路彫の技を受け継ぐ職人だ。日本神話や源平合戦、大坂の陣、花鳥、霊獣などの世界を木彫で自在に表現。大阪府内や兵庫県内からの注文を請け負っている

 今年4月には、神戸市東灘区の住之江地区からの依頼で、獅子や鷲、合戦場面などの伝統的な意匠の彫物を3年がかりで完成させた。「最近は昔のようにお任せではなく、地域の人から合戦絵巻のこの場面を、など細かな希望があります。彫物に関心を持ってもらえていると感じています」と河合さん。

 祭りで勇壮に駆け回るだんじりが、休憩時間に止まったときを狙って、彫物の写真撮影に興じるファンも目立つという。「彫物が好きな人は、動かないだんじり彫刻を細部までなめるように見て、撮影した画像をインスタグラムやフェイスブックなどにアップしています」

 そんなだんじり彫刻の魅力を発信しようと、河合さんらが有志で立ち上げた「だんじり彫刻研究会」は今年6月、岸和田市で「彫物(ほりもん)ひねもす博覧会」を初開催。傑作といわれる地車や太鼓台の彫刻、彫師が特別に制作した木彫の置物などを展示し、「彫物座談会」も行った。1日だけだったが、全国から1200人が来場した。

 さらに同研究会は、だんじり彫刻の歴史を解説しながら美しい写真を盛り込んだ「図説だんじり彫刻の魅力」(だんじり彫刻研究会)を刊行。全国から注文が寄せられているという。

 同研究会のメンバーで、だんじり祭に詳しい篠笛(しのぶえ)奏者の森田玲(あきら)さん(43)は、「動く地車や太鼓台も魅力的だが、職人たちの匠の技に支えられた芸術性の高い美の世界を堪能してもらいたい」と話している。

 「図説だんじり彫刻の魅力」の問い合わせは、河合さん(kenshindou915@gmail.com)。

建設コンサルタンツ協会の会報誌「Consultant」Vol.284は「祭り」特集。私も執筆させて頂いております。すべての記事がPDFでご覧いただけます(https://www.jcca.or.jp/kaishi/284/284_contents.html)。
コンサル

「祭の音」をテーマに、という依頼がございました。特定の祭囃子(地車<だんじり>や伊勢大神楽など)について記すことはあっても、全国的な観点から「祭の音」について書いたのは今回が初めてかと思います。

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風俗歌舞(くにぶりのうたまい)-祭が育む日本の音-
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主題は「祭の音」ですが、故あって、ますは現代日本の音楽環境について述べることから始めました。「西洋化した日本の音風景」「古代アジアの音楽摂取」「祭の中は日本音楽」「神事と神賑行事」「祭の社会的役割」「祭芸能の性格三態」「学校教育と民俗芸能」「風俗歌舞と未来の子供たち」。リコーダーと篠笛風洋楽調横笛(ドレミの笛)につても触れております。

私の記事はこちら → https://www.jcca.or.jp/kaishi/284/284_toku3.pdf

その他の興味深い記事が沢山ございます。是非ご覧ください!
→ https://www.jcca.or.jp/kaishi/284/284_contents.html

今年の天神祭は地車講(じぐるまこう)にお世話になりました。大阪天満宮の社報「てんまてんじん」第76号に「地車(だんじり)を生んだ天神祭-モデルは豪華絢爛の川御座船-」を起稿させていただいております。
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昭和40年代に岸和田から広まった「地車の発祥は修羅(重量物を運ぶソリ)という珍説」が未だ亡霊のように漂っております。

地車のモデルは「川御座船」であることは「歴史史料」と「各地に伝わる地車の部材名や曳行方法」などから見ても明らかです。ご一読いただければ幸いですm(_ _)m
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より詳しくは、以下の2冊をご覧ください。

『図説だんじり彫刻の魅力』
http://shinobue.blog.jp/archives/19139064.html

『日本の祭と神賑』
http://shinobue.blog.jp/archives/19139195.html

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