毎月第4水曜の夜と木曜の朝は東京・恵比寿で篠笛教室。年明けに仕上げた京師(みやこ)を持って参りました。東京で阿波踊りの笛を吹く門下生の皆さんに笛を選んでいただきました。桐筒は篠笛文化研究社の特製です。
当初は三人が選ぶ予定でしたが、今回の笛の仕上がりが素晴らしく、その冴えた音が皆さんの心を捉えて、初心者の方三名も選ぶことになりました。
昨年の秋くらいから笛師・森田香織が閾値を越えたようで、音色や吹き心地に違いはありませんが「冴え」が違います!皆さんにも是非吹いていただきたい篠笛です。
京師と蜻蛉(あきつ)の篠笛の音はこちらでお聞きいただけます!
→ https://www.youtube.com/channel/UCxoyQPuDoZ9SURf0H7QEupQ
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京師(けいし)とは京・都を示す漢語で、それを「みやこ」と読ませました。
江戸後期の国語辞書『和訓栞(わくんのしおり)』には「みやこ:都をいふ。日本紀に京、萬葉集に京師をよみ、又、華をよめり。宮所の義也」と記されております。